洗濯マークが新しくなりました
平成27年3月、消費者庁は「家庭用品 品質表示法」や「繊維製品 品質表示規程」の改正に基づき、「衣類等の洗濯表示が変わる」と発表しました。新しい洗濯マークが、平成28年12月1日からスタートしました。
このため、これまでの洗濯表示は使われなくなり、新しい「洗濯マーク」が流通します。そこで気になるのが「新しい洗濯マークの意味」です。
今回は、新・洗濯マークをとりあげ、前のマークとの違いと、新・洗濯マークが示す意味を解説します。
「これまで」と「これから」の違いは何?
1:種類が増えて、より詳細な洗い方がわかる
新・洗濯マーク(新JIS)では、記号の種類が22種類から41種類に増えます。そして、衣類の洗い方について、これまでよりきめ細かい情報が提供されるようになるので、どう洗えばよいかが分かりやすくなります。
2:外国製品の洗い方が分かりやすくなる
国内外の洗濯表示が統 一されます。海外で購入した衣類の扱い方が分かりやすくなります。
3:「クリーニング」の判別が簡単になる
自宅洗濯が可能な衣類と、クリーニングに出すべき衣類の判別が簡単になります。
図:新旧 洗濯マークの違い
これさえ覚えておけば、基本的には「自宅洗い」と「クリーニング行き」を分類できます。
新しい洗濯マーク記号が表す意味
表1 洗濯処理
洗濯処理記号 洗濯処理は「洗濯おけ(桶)の形」で表します。
表2 漂白処理
漂白処理記号 漂白処理は、三角形で表します。
表3 乾燥処理
乾燥処理記号 乾燥処理は、正方形で表します。
※ぬれ干しとは、洗濯機による脱水や、手で ねじり絞りをしないで干すことです。
表5 アイロン仕上げ
アイロン仕上げ処理は、アイロンの形で表します。
表6 ドライクリーニング & 表7 ウエットクリーニング※
商業クリーニング処理は、円で表します。
※ウエットクリーニングとは、クリーニング店が 特殊な技術で行うプロの水洗いと仕上げ まで含む洗濯です。
弱い処理を表す記号
下線のない同じ記号で示される処理よりも弱い処理を表します。千が増えるほど弱い洗いが必要です。
アイロン温度を表す記号
洗濯温度を表す付加記号は、温度の数字(30、40、50、60、70 又は95)で表示します。
乾燥およびアイロン温度を表すのは「ドット」です。ドット数が増えると処理温度がより高いことを表します。
処理・操作の禁止を表す記号
×印は、その記号が表す処理・操作ができないこと(禁止)を表します。
洗濯マークの使用例
家庭では洗濯NG | 温度30度以下で、洗濯機でとても優しく洗うのはOK | アイロンは高温でかけてもOK |
吊り干し乾燥をしよう! | クリーニングにだそう! |
さらに詳しい「新・洗濯マーク」を全部確認できるのは、消費者庁のこちらのページ
古い洗濯マーク記号の一覧表
消費者庁のホームページで確認できます こちら
新洗濯表示マークを覚えて正しく洗濯しよう!
新しい洗濯マークができたことで、自宅洗いと、クリーニング行きの衣類を見分けるのが簡単になる点は良いですね!
また、自宅洗いの場合も、詳しい洗い方が分かりやすくなるので失敗も減りそうです。
新しいマークを覚えるのは少し手間ですが、使いこなせば、よりファッションを楽しめるようになります。
このマークを見かけたら、クリーニングにだしてくださいね!
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